Vol.5 回収リスクや為替リスク、海外取引のリスク

海外取引のはじめかたと知っておくべきリスク管理

海外企業との取引前に知っておきたい実務とノウハウ

※PDFの提供は法人限定

Vol.5 回収リスクや為替リスク、海外取引のリスク

海外取引には常にリスクが存在している

初めて海外取引を行う企業が知っておくべきリスクについて考えてみよう。

 

(1)回収リスク

貿易では、製品のデリバリーと代金の回収には大きな時間差がある。また、物理的にも離れているため、支払に対する圧力が国内取引のそれと比べると弱い。

こうした点で、国内取引で単純に後払いを認めるのと違い、海外取引での与信管理には細心の注意を払う必要がある。

 

(2)為替リスク

円建て取引であれば、為替リスクを気にする必要はない。

しかし、ドル建てやその他通貨での取引を行う場合は、常に為替リスクが付きまとう。

それぞれどのようなリスクがあるのだろう。 

輸出

ドルなどの決済通貨に対して円高になるほど、バイヤーにとっての支払額は膨らむため、価格競争力が落ちる。 ドルなどの決済通貨に対して円安になるほど、バイヤーにとっての支払額は減るため、価格競争力が増す。

輸入

ドルなどの決済通貨に対して円高になるほど、輸入企業にとっての支払額は減るため、購買力が増す。 ドルなどの決済通貨に対して円安になるほど、輸入企業にとっての支払額は増加するため、購買力が減る。

(3)輸送リスク

貿易取引においては、製品は船便や航空便とトラックなど陸上輸送の組み合わせで海外の取引へ送付される。

陸上輸送が中心の国内取引と違い、輸送距離、時間ともに長いため、輸送中の破損リスクが生じる。

こうしたリスクは、契約条件によりバイヤー、セラーのどちらかが貨物保険等を掛けることで、リスクヘッジされる。

 

※出典: ナレッジマネジメントジャパン株式会社 ウェブサイト(牧野和彦著)

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海外取引のはじめかたと知っておくべきリスク管理

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リスク管理の観点から海外企業と取引をはじめる際のポイントを初心者の方でも分かりやすいように基礎からまとめました。

ぜひ貴社の海外取引にお役立てください。

 

目次(一部抜粋)

  • 海外取引の代表的な支払条件~Advance PaymentとL/C~
  • 契約時にできるリスク管理(契約書のサンプルあり)
  • 海外取引に利用できる二つの保険とは~貿易保険~
  • 海外では一般的。コレクション・エージェンシーとは
  • 機密性の高い情報が手に入るトレード・レファレンス