Vol.21 海外取引で覚えておきたい効率性の分析

海外与信管理入門

これだけは知っておきたい海外与信管理36のポイント

※PDFの提供は法人限定

Vol.21 海外取引で覚えておきたい効率性の分析

Efficiency Ratio(効率性の分析)

海外でよく使われる主なEfficiency Ratio(効率性の分析)には、下記の指標がある。

  • Assets to Sales(総資産回転率)
  • Days Sales Outstanding、DSO(売掛金回転日数)
  • Sales to Inventory(棚卸資産回転率)

Assets to Sales(総資産回転率)

企業の効率性を判断する最も一般的な指標。

日本でもよく使われる比率だが、欧米では計算式が異なる。日本と違い、売上に対する比率として%で計算する。

比率が低いほど資産の効率性は高く、高いほど資産が有効に活用されていないことになる。

Total Assets / Sales = Assets to Sales (%)


総資産回転率(計算式)

Days Sales Outstanding, DSO(売掛金回転日数)

別名Collection Periodとも呼ばれる。

売掛金の回収効率を判断する指標。日数が少ないほど、早期回収を意味して経営効率が高い。


分子となる売掛金は貸借対照表の数値を使うのが一般的だが、期中平均や2期分平均などを使う場合もある。

Accounts Receivable / Credit Sales ×365 = DSO(Days)


売掛金回転日数(計算式)

Sales to Inventory(棚卸資産回転率)

棚卸資産の効率性を計る指標。

日本でも良く使われる効率性の指標の一つで、この比率が高いほど、棚卸資産の経営効率が良いことになる。

但し、同業他社に比較して極端に高い場合は、販売機会喪失の可能性があり、反対に極端に低い場合は不良在庫の疑いがある。

Sales / Inventory = Sales to Inventory (Times)


棚卸試算回転率(計算式)

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目次(一部抜粋)

  • 日本企業が陥りやすい海外取引の過ち
  • 海外与信管理では一般的な商習慣、信用照会
  • 海外取引先の分析~5C's of Credit~
  • 海外取引における危険な兆候
  • 外国人弁護士起用の注意点
  • 海外の取引先が倒産したら