Vol.5 海外与信管理では一般的な商習慣、信用照会

海外与信管理入門

これだけは知っておきたい海外与信管理36のポイント

※PDFの提供は法人限定

Vol.5 海外与信管理では一般的な商習慣、信用照会

信用照会(Trade Reference)

日本にはないが、海外で一般的な商習慣にTrade Reference(信用照会)がある。

銀行との取引内容を銀行に確認する銀行照会の企業間取引版である。

日本でも、同業者に取引状況をそれとなくヒヤリングすることはよく行われている。

しかし、そのためには、同業者間での人的ネットワーク構築が欠かせない。業界での会合や交流会などを通じて、日頃から顔見知りになっておく必要がある。

 

ところが、海外では面識のない相手同士が、取引先の支払情報を交換することが常識となっている。

前述した与信取引申請書にも、必ずといってよいほど、信用照会のための欄が設けてある。

一般的には、3~5社の主要仕入先とその連絡先を記載する。

それを元に、仕入先に連絡を取り、顧客の支払情報を入手する。

取引金額はもちろん、支払条件やサイト、遅延の有無なども聞きだすことができる。

 

仕入先が情報を開示するかどうかは、法律などによる強制ではなく、あくまで任意である。

ただし、相手に情報を提供する代わりに、こちらも情報の提供を受ける。いわば、ギブアンドテイクの精神である。

仕入先から生の貴重な情報を得られるため、日本企業でも海外で取引する場合に、こうした信用照会を行うことをお勧めしたい。

 

★この内容をより詳しく知りたい方はこちらから⇒ 機密性の高い情報が手に入るトレード・リファレンス
※「海外取引のはじめかたとリスク管理」に移動します。

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目次(一部抜粋)

  • 日本企業が陥りやすい海外取引の過ち
  • 海外与信管理では一般的な商習慣、信用照会
  • 海外取引先の分析~5C's of Credit~
  • 海外取引における危険な兆候
  • 外国人弁護士起用の注意点
  • 海外の取引先が倒産したら