Vol.7 債権回収における大きな違い、債権回収代行会社の存在(1)

海外与信管理入門

これだけは知っておきたい海外与信管理36のポイント

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Vol.7 債権回収における大きな違い、債権回収代行会社の存在(1)

Collection Agency(債権回収代行会社)

日本と海外の債権回収における大きな違いの一つに、Collection Agency(債権回収代行会社)がある。

売掛金等の遅延債権を専門の会社が代行して回収する会社で、依頼者は回収できた場合に、回収金額に応じた成功報酬を支払うという仕組みである。

 

全世界では、2万社を超す債権回収代行会社があるといわれている。

そのうち、1万社は米国に存在するが、それ以外は全世界にある。

欧米諸国はもちろん、今、注目されるBRICSやアジア、南米、東欧などにもある。

ないのは、中東、中近東、アフリカ辺りである。イスラエルや南アフリカはもちろんある。

 

日本ではご存知のとおり、弁護士法による制限があり、弁護士以外がこのような業務を行うことが禁じられている。

例外として、サービサーなるものがあるが、こちらは金融機関等の貸付債権、リース債権、割賦販売の金銭債権が中心であり、売掛金は対象外である。

ただし、貸付金の担保の目的となった売掛金は対象となる。

 

ところが、これも日本独特の法律であり、海外ではこのような制限を設けている国はほとんどない。

日本では、債権回収の代行と聞くと、強面の人間が威圧的な態度で脅かしながら回収する様をどうしても想像してしまうが、海外では普通のビジネスとして成立している。

 

★この内容をより詳しく知りたい方はこちらから⇒「海外では一般的。コレクション・エージェンシーとは

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