Vol.8 債権回収における大きな違い、債権回収代行会社の存在(2)

海外与信管理入門

これだけは知っておきたい海外与信管理36のポイント

※PDFの提供は法人限定

Vol.8 債権回収における大きな違い、債権回収代行会社の存在(2)

成功報酬(Contingent Fee)は、料率にして15~40%ほど

Collection Agencyは、債権者から遅延債権の回収代行の依頼を受けて、債務者と交渉する企業のことを指す。

首尾よく債権が回収できた場合に、回収金額の何割かを成功報酬として請求する。

成功報酬をContingent Feeという。

大体、料率にして15~40%ぐらいである。

保険料などとは比較にならないほどの結構な金額であるが、事前のリスクヘッジである保険に比べて、回収代行はトラブル処理だから致し方ない。

 

成功報酬以外に、年会費が必要になることもある。

Collection Agencyの会員になると、回収代行の依頼ができる。

しかし、前金、着手金の類は必要なく、後は、回収時の成功報酬だけである。

年会費の有無は、各社によって異なる。

また、成功報酬の料率も様々である。中には、一律30%などと設定しているところもある。

いずれにせよ、それ以外には費用がかからない点が利便性の高さにもつながっている。

インターネットでCollection Agencyと検索すれば、たくさんの企業がリストアップされてくる。自社に合ったところを探してみるとよいだろう。

 

ちなみに、日本のサービサーは英語でservicerだが、債権回収代行会社ではなく、債権の証券化などを行う専門企業である。

servicerで検索しても、リストされるのは日本のサービサーだけである。

なぜ、英米人なら子供でも知っている英語のカタカナ表記である、「コレクション・エージェンシー」としなかったのか、理解に苦しむ。

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目次(一部抜粋)

  • 日本企業が陥りやすい海外取引の過ち
  • 海外与信管理では一般的な商習慣、信用照会
  • 海外取引先の分析~5C's of Credit~
  • 海外取引における危険な兆候
  • 外国人弁護士起用の注意点
  • 海外の取引先が倒産したら